小林製薬は、米国の一般用医薬品メーカーAlva-Amco Pharmacal Companiesを子会社化することで合意した。Alvaは、水虫薬や利尿薬などの医薬品を販売しており、小林製薬は同社のブランド力を取り込み、北米での事業拡大を目指す。取得価額は約114億円で、2020年10月中に子会社化を完了する予定。小林製薬は、海外事業を展開しており、米国では日用品や外用消炎鎮痛剤を販売している。
M&Aアドバイザーとしてのコメント:小林製薬は、海外事業の拡大を進める中で、Alva-Amco Pharmacal Companiesの子会社化により、北米市場での競争力を高めることができる。また、Alvaのブランド力を取り込むことで、新たなビジネスチャンスを生み出すことが期待される。
株式会社M&A Do 代表取締役
M&Aシニアエキスパート・相続診断士
東京都昭島市出身。慶應義塾大学理工学部を卒業後、大手M&A仲介会社にて勤務し、その後独立。これまで製造業・工事業を中心に友好的なM&Aを支援。また父親が精密板金加工業、祖父が蕎麦屋、叔父が歯科クリニックを経営し、現在は父親の精密板金加工業にも社外取締役として従事。